流産宣告当日
12/10 3度目の産婦人科受診。
初診で妊娠確定してから3週間、流産かもと言われてから1週間後のことでした。
重い足取りで病院に行くと、お腹の上からのエコー、そして念のため内診とそれぞれ数十秒であっさり終了。
少しだけ黒い丸(胎嚢)が大きくなったエコー写真を見せてもらいながら、
「やっぱり大きくなっていないので流産です。手術が必要ですがいつにしますか?〇日と〇日が空いています。」
と言われました。
すごくサバサバしていていつもは聞いたことしか教えてくれないような先生なので、流産の宣告時まで冷たく?されたら精神的にダメージ大きいな…と心配していましたが、そこはさすが産婦人科の先生。
「流産は辛いことだが、産婦人科ではよくあることである」
「一度流産したからと言って今後の妊娠を心配する必要はない」
「初期の流産は染色体異常などで“成長できない赤ちゃんであった”ということで、母親が食べたものや行動は関係ない」
というような話を丁寧にしてくれて、すごく安心しました。
どれもネットで調べつくして聞いたことのある情報ではありましたが、目の前の医師から丁寧に説明を受けることができて良かったです。
繫留流産は自覚症状がないだけに、最後まで現実を受け入れきれないお母さんもいると思います。
私の場合は、
・最初の受診を合わせて3回の診察で経過を見ての判断だったこと
・流産疑惑から宣告までの1週間で気持ちの整理をしていたこと
・先生からの丁寧な説明があったこと
などのおかげか、すんなり受け入れることができました。
診察室で大泣きしてしまったりするかもって思っていましたがそれもなく。
意外なほど冷静に受け止めている自分がいました。
感じ方は人それぞれなので、私は切り替えが早すぎると思われる方もいるかもしれません😅
ただ、先生が最後に
「赤ちゃんはあなたが妊娠できる体であると教えてくれたんだよ。そもそも妊娠できなくて悩んでいる人も多いからね。」
と言われた時には思わず涙がこぼれました。
『どうして産んであげられなかったのか』と考え出すとキリがないですが、『赤ちゃんが来てくれたことには意味があった』と思うと心が救われる気がしました。
0コメント